ゴボウ(もっと詳しく見る)

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ゴボウ
機能性成分
イヌリン

 水溶性の食物繊維で、多糖類に分類される。イヌリンは血糖値の上昇を抑えるため、糖尿病の予防に有効な成分であると考えられています。腎臓機能を高める作用があり、利尿作用を促進するといわれています。この他にも、リグニンと同様にコレステロール値の低下に関わる成分であるといわれている。


リグニン

 不溶性の食物繊維に代表されるリグニンは腸内で有害な物質を吸着させて体外に排出する役割を担う。リグニンを摂取することによって、腸のぜん動運動が活発化し、肥満予防や美肌効果が期待できる。また、血糖値の上昇をゆるやかにする効果があるといわれている。

 

黒ごぼうの健康機能

 黒ごぼうは、黒にんにくの製造で培った技術を利用してごぼうを加工した新しい食品です。保存性が高く、独特のおいしさと香りが特長です。ごぼうはポリフェノールが多く、抗酸化作用の強い食品とされていますが、黒ごぼうに加工することでその作用が更に高まることが明らかになりました。また、糖の吸収に関わるα-グルコシダーゼを阻害する活性を持ち、動物実験では血糖値の上昇を穏やかにする効果があることが報告されています。現在、県産品を使った新しい加工食品として、お茶や機能性食品素材へ活用が始まっています。

参考文献 前多隼人他、ごぼうの新しい加工食品「黒ごぼう」の機能性. New food industry、56巻 2号 27- 33 (2014)


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利活用、応用の方法、用途など

 青森県産農産物15品目の抗酸化活性を調べた結果、ゴボウが最も高い活性を示し、ゴボウの粉末化による抗酸化活性の変化を検討した。
 また、ゴボウと醤油の組合せで抗酸化活性の向上が認められたので、ゴボウ醤油漬けについても検討した。
 ゴボウ粉末加工では、水さらしせず凍結乾燥することで、抗酸化活性の高いゴボウ粉末を製造できた。
 ただし、コストが高いので静置温風乾燥が適当と考えられた。ゴボウの醤油漬けは、水さらし、ブランチングをしないことで従来法よりも抗酸化活性が向上した。

研究機関

地方独立行政法人 青森県産業技術センター
工業総合研究所 総務調整室
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