カキ

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カキ
学名 Diospyros kaki Thunb.
青森県での生産量等 353トン
(出展:農林水産省 平成26年産果樹生産出荷統計)
栄養成分(出典:日本食品標準成分表2020年版 (八訂))

カキ 可食部100g当たり
エネルギー 60Kcal、水分 83.1g、タンパク質 0.4g、脂質 0.2g、炭水化物 15.9g、灰分 0.4g

特性

 青森県南部地方で昔から栽培されていたのは「南部ガキ」と呼ばれる「妙丹柿」である。長宝珠形をした小形の渋ガキで、小粒ながら味が濃厚で、干ガキ用として人気がある。高さ5~6㎝の長円形で重さが70~80グラム、タネがほとんどできない小形の渋柿。
1948年に発行された『果樹園芸学上巻(菊池秋雄著)』のなかに、「三戸郡の妙丹は200年前後の老木は少なくない」と記述されているところから、妙丹柿は、250年以上前から栽培されていると考えられる。
妙丹柿は脱渋して生でも食べるが、むしろ干し柿づくりに向いている。竹串に刺して吊す独特の方法で、もともと味が濃厚な妙丹柿をじっくり自然乾燥させるので、やさしいのに深みがあるおいしさである。

主な機能  血圧低下、せきどめ、ガン抑制、アルコールの吸収抑制
機能性成分
タンニン

 

 柿の渋味成分であるタンニンには、抗炎症効果、制菌効果、血糖上昇抑制効果があることから、あせも、しっしん、ただれ、かぶれ対策として入浴剤など化粧品素材として用いられています。また、飲酒前に柿を食べると、アルコールの吸収を抑え、早期に血中アルコールとアセトアルデヒド濃度が低減することが確認されています。 


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β-クリプトキサンチン

 

β-クリプトキサンチンは温州みかんなどに含まれるオレンジ色の色素で、柿の果皮や果肉にも多く含まれることが明らかとなっています。骨粗鬆症予防効果、糖尿病の進行抑制効果、免疫力を高める効果、美肌効果があり注目されています。


利活用、応用の方法、用途など

果実は、生食や干ガキ、和え物、天ぷらとして食されることが多い。加工品としては、柿酢、シロップ漬け、羊羹、柿ワインなどがある。葉は、お茶や柿の葉すしに利用される。 

研究機関

国立大学法人弘前大学 弘前大学研究・イノベーション推進機構
青森県弘前市文京町3
TEL:0172-39-3176