ニンニク

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ニンニク
学名 Allium sativum
青森県での生産量等

青森県での収穫量 13,900トン 全国一位(出典:農林水産省 令和元年野菜生産出荷統計)

主な生産地:十和田市、七戸市、東北町(平成18年度)

収穫量 全国一位(ピカイチデータ 数字で読む青森県2010)

栄養成分
(出典:日本食品標準成分表2020年版 (八訂))

可食部100g当たり(りん茎、生)
エネルギー 136Kcal、水分 63.9g、蛋白質 6.4g、脂質 0.9g、炭水化物 27.5g、灰分 1.4g、カリウム 510mg、ビタミンC 12mg、食物繊維 6.2g

特性

 ニンニクは、ネギ科の多年草で、生薬名は大蒜(たいさん)。原産地は中央アジアと言われており、すでに紀元前3200年頃には古代エジプトなどで栽培・利用されていた。また、現存する最古の医学書『エーベルス・パピルス』には薬としても記載されている。日本には『本草和名』(紀元918)に栽培の記録が残されていることから、それ以前に渡来したと考えられている。


 青森県のニンニクは、国内生産量の約80%という高いシェアを占める。

 独特のスパイシーな香りはアリシンによるもので、殺菌作用があるといわれている。また、アリシンはニンニク内のビタミンB1と結びつくことで、動脈硬化や疲労回復などに効果があるといわれている。

主な機能 血中脂質低下作用、血小板凝固抑制作用、繊維素分解作用、血栓防止作用、血流量増加作用、血圧低下作用、がん予防作用、抗酸化作用、抗菌作用
機能性成分
アリイン、アリイナーゼ 及びアリシン

 

 アリインは、ニンニクに含まれる天然の硫黄化合物。カットやすり下ろしにより、ニンニク中の酵素アリイナーゼの作用で、臭いの元となるアリシンに変化する。
 アリシンはニンニクと同時に摂取した食品中のビタミンBと結びつくことで、疲労回復などに効果があるといわれている。

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S-アリルシステイン

 

 ニンニクを加熱加工処理することによって生成される水溶性含硫アミノ酸で、無臭の成分で、(大腸)がん予防作用等が報告されている。
 加熱加工処理を行うと、処理の程度(温度・期間)によって、果肉色が、白→琥珀色→黒に変化する。S-アリルシステインは、琥珀色の時に最も含有量が高く、黒くなるまで加熱すると減少する。一方、琥珀色の時より刺激が少なく、食べやすくなる。 

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シクロアリイン

 

 シクロアリインは含硫アミノ酸の1つで、繊維素分解作用、血中中性脂肪低下作用等が報告されている。

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利活用、応用の方法、用途など 

 

世界的に食されている香辛料で、和洋中問わない。薬味、風味やコクだし、におい消しなどのほか、ニンニク味噌やホイル焼き、てんぷらとしてもおいしい。 

 約2週間一定の温度でじっくり熟成すると、ニンニクが琥珀色に変化し、ニンニクの機能性成分(S-アリルシステイン、シクロアリイン)が高まる。(特許技術)

 ニンニクを黒くなるまで加熱加工処理すると機能性は減少するが、琥珀色の時より刺激が少なく、甘い印象となり、食べやすくなる。「黒にんにく」と呼ばれ、そのまま食べたり、サプリメントなどに活用され、ジャムや羊羹、チョコレートなどのお菓子にも加工されている。

 

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研究機関

地方独立行政法人 青森県産業技術センター 農産物加工研究所
青森県上北郡六戸町大字犬落瀬字柳沢91
TEL:0176-53-1315
FAX:0176-53-3245