シジミ

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シジミ
学名 Cyrenidae
青森県での生産量等 青森県での漁獲量 2,816トン 全国二位(出典:農林水産省 令和元年漁業・養殖生産統計)
栄養成分
(出典:日本食品標準成分表2020年版 (八訂))

可食部100g当たり(生)
エネルギー 64Kcal、水分 80g、蛋白質 7.5g、脂質 1.4g、炭水化物 4.5g、灰分 1.2g、ビタミンB12 68.4㎍

特性

 シジミはシジミ科の二枚貝。日本に生息しているシジミは、ヤマトシジミ(Crobicula japonica)、セタシジミ(Crobicula sendai)、マシジミ(Crobicula leana)の3種類。市場で目にする大部分はヤマトシジミであり、北海道から九州まで、日本の全域の(淡水と海水が入り混じる)汽水湖や河川の感潮域に生息し、国外では韓国や北朝鮮にも生息している。十三湖と小川原湖で獲れるシジミもヤマトシジミである。琵琶湖水系特産種のセタシジミは、昭和32年の6,072トンをピークに減少を続け、平成19年には52トンにまで減少した。
 食用としてのシジミの利用は古く、縄文時代から利用されてきたことが発掘調査によって知られ、『万葉集』ではシジミが「四時美」と表記されている。
 ヤマトシジミの旬は夏のため「土用シジミ」と呼ばれ、淡水域に生息するマシジミの旬は冬のため「寒シジミ」と呼ばれ一般に区別されている。琵琶湖水系特産種のセタシジミは、味がよく高級品として古くから珍重されている。
 シジミは古くから肝臓病の特効薬と言われ、日本最古の百科事典『和漢三才図会』正徳年間(1711~1716)にも、「しじみは酒毒や黄疸に有効」と述べられている。日本のみならず、中国の古典薬物集成『本草鋼目』にも効能が記載されている。
 シジミに含まれている肝機能改善に有効な成分としては、オルニチンのほかに「良質のタンパク」「アラニン」「ビタミンB12」などが挙げられる。

主な機能 肝機能改善効果、肝機能保護効果、血圧降下、コレステロール低下
機能性成分
オルニチン

 

 オルニチンは、アミノ酸の一種で、肝機能改善に有効な成分。

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アコルビン

 

 アコルビンは、シジミエキスに含まれているペプチド。青森県産業技術センターにより発見され、肝機能保護効果があることが判明した。

※ペプチドとは...五大栄養素の1つであるたんぱく質は、筋肉・内臓・皮膚・爪・毛髪など人の体のいろいろな部分を作るのに欠かせない栄養素で、多数連結したアミノ酸からできている。ペプチドは、2つ以上10程度のアミノ酸がつながってできた化合物の総称。

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利活用、応用の方法、用途など

 みそ汁などスープの具として食することが多いが、佃煮なども。
 シジミを冷凍し、オルニチン含量を増加させたシジミエキスを活用することで、差別化された商品化も可能。

研究機関

地方独立行政法人 青森県産業技術センター
工業総合研究所 環境技術部
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